東京五輪で2個の金メダルを獲得した韓国女子アーチェリーの安山選手に対し、髪が短いことを理由にインターネット上で男性からの中傷が相次いでいます。
SNSではなぜショートカットの髪型が批判されているのか理解できないなど疑問の声が多数上がっています。
この批判は金メダルを返納しろ！という過激な議論にまで発展。
2021年7月29日には、女性からの応援メッセージが多数寄せられました。
今回は安山選手がなぜこんなにも韓国人男性から批判されているのか調べました。
目次
韓国の金メダリスト安山選手のショートカットが批判される理由3つ！
安山選手が批判されている理由は主に3つあります。
一つずつ見ていきましょう。
その1：”男らしさに手を出すな”というスローガンに反する！？
韓国のマスキュリニスト（男権主義者）たちによれば「自国のフェミニズム運動は制御不能な状態に陥っていて、社会には男性に対する憎しみが溢れている」という考えが強いようです。
マスキュリニスト（男権主義者）からするとフェミニズム運動が過激になりすぎていて、男性が追いやられているという風潮になってきていることを危惧しているという感じですね。
その風潮に抗議の声を上げている団体がいるというのが韓国の現状です。
アンチフェミニズムの風潮が高まったのが、男性器を表すような絵文字が原因。
この絵文字が小さな男性器を表現していて、男性に対する侮辱だと主張。
これが男性の権利を守ろうとする活動家たちが声を上げるきっかけになったようです。
活動家のほとんどは1995年から2010年生まれの若者たちで「韓国社会には男性蔑視の風潮が蔓延している」と抗議し、「極端なフェミニズム運動が制御不可能な状態に陥った」と訴えているようです。
数週間前から「男らしさに手を出すな」というスローガンで彼らは活動。
そんな時にベリーショートの安山選手が金メダルを取ったことでベリーショート＝男らしさとみなされ、批判の対象になってしまったと考えられます。
韓国のマスキュリニスト（男権主義者）たちによれば、「自国のフェミニズム運動は制御不能な状態に陥っていて、社会には男性に対する憎しみが溢れている」という。彼らはそれに対し抗議の声をあげている。 （中略）韓国では“男性の権利”を守ろうとする活動家たちが、数週間前から「男らしさに手を出すな」をスローガンに声を上げている。6月12日のロサンゼルス・タイムズによると、この運動はある絵文字に対する反発から生まれたとのこと。その絵文字は親指と人差し指の先を近づけた形で、小さなペニスを表すシンボルである。男たちにとっては肉体に対する侮辱に他ならない。 （中略）活動家のほとんどはZ世代（1995年から2010年生まれ）に属する若者たちで、「韓国社会には男性蔑視の風潮が蔓延している」と抗議し、「極端なフェミニズム運動が制御不可能な状態に陥った」と訴えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4524a1edd049806f16d99d182ba2b3373fec2a8b
韓国ではメガリアという男性を侮辱するような書き込みサイトも存在しており、かなり過激な内容が書き込みされているようです。
卑俗語と悪口だらけの文章や、過激な画像など、見るためにある程度覚悟が必要といわれているくらいひどい内容が連なっていると言われています。
絵文字やメガリアというサイトの存在が過激な男権主義者を生み出したきっかけの一つの可能性もありますね。
このような韓国社会の風潮が今回の騒動の発端となったと言えます。
アーチェリー金メダリストの安山選手のSNSも問題視された！？
また批判された理由としては安山選手のSNSでの発言がフェミニストのような発言をしていたことも注目され、批判の対象になってしまったようです。
安山選手のSNSでどのような発言があったかは現在調査中です。
こちらはわかり次第更新していきます。
女子大＝フェミニストとして認識される！？
韓国の一部の男性の主張としては安山選手が女子大出身であることもフェミニストとみなされて批判されているようです。
日本では女子大に通っているからといって何も思わない人がほとんどなのですが、フェミニスト論争が過激な韓国では女子大に通っていたということにも敏感に反応してしまうんですね。
安山選手は、”女子大にショートカットと、フェミニストの条件をすべて満たしている。”と言われており、マスキュリニスト（男権主義者）から批判の対象となってしまったようです。
SNSでは安山選手を擁護する声が多数上がっています。
今後の安山選手の動向から目が離せません。