アニカ・シュロイ選手の近代五種馬術がヤバいと話題になっています。
今回はアニカ・シュロイ選手の馬術の問題点についてまとめました。
アニカ・シュロイ選手が出場した近代五種の馬術競技については東京五輪公式HPから見ることができます。
目次
【動画】アニカ・シュロイの近代五種・馬術がヤバい!?5つの理由で競技不能に!?
アニカ・シュロイ選手の馬術がヤバい理由は以下の5つ。
一つずつ見ていきましょう。
その1:最初から号泣
近代五種に出場していたアニカ・シュロイ選手。
アニカ・シュロイ選手が乗っていたのはセントボーイという馬でした。
そのセントボーイ号、その前のロシア人選手との競技でトラブルがあったのです。
それはロシア人選手の馬術の技術が不安定そして、引っ叩くなどされたため、セントボーイ号が不安定になってしまったこと。
近代五種の馬のトラブル、ロシア引っぱたきすぎ…
セントボーイ可哀想
— しるばー (@HideEden) August 8, 2021
動画ではかなり引っ叩かれている様子が映し出されていました。
今回のオリンピックで1番悲劇だたったのは近代五種で走った馬のセイントボーイ号。
ロシアの選手の技術が未熟で、馬がへんになり、更にドイツの選手の技術もダメで障害を拒否、コーチに殴られるはで散々。
折角五輪の為に馬はまあまあの人が鞍上なら自然に飛べる様に長い間訓練されてきたのに。— Mr. CB🇺🇸🇮🇹 (@mister_bc1) August 8, 2021
また、ジャンプの直前に手綱を引っ張って馬はバランスを崩す、それに激怒した選手がさらに怒って鞭をいれる、手綱を思いっきり引っ張るなどかなりひどいものだったようです。
ロシア人選手は失格となってしまいますが、その時点で馬も精神的につらかったことがわかりますね。
アニカ・シュロイ選手は馬の交代を申し出ていたそうですがバックに戻った後のセントボーイ号は競技続行できると判断されたため、アニカ・シュロイ選手の要望は却下されてしまいます。
そのようなバックグラウンドもあったため、アニカ・シュロイ選手は競技スタート時から号泣。
馬も混乱したのではないかと考えられます。
また、若干混乱していた馬に対して、殴るなどの行為もおこなっていたため批判が殺到していました。
その2:馬具の装着が間違っていた
馬の馬具の装着も誤っていたことがわかります。
ハミという馬の前歯と奥歯の間にある歯のない部分「歯槽間縁(しそうかんえん)」に収まるよう頭絡の長さを調節し口にくわえるもので、銜環(はみかん)とよばれる両サイドの輪に手綱をつなげ、そこから人の指示が伝わるようになっている馬具の装着が誤っていたことがかんがえられます。
調べてみると前に乗ったロシア選手がムチを連打したり
このドイツの選手もハミを舌の下に挟んだりして
そもそも近代五種の選手は馬術を軽視していて全体的に騎乗が下手なんだそうです
その結果馬を激怒させたみたいです— ウマベ@ウマ娘 ウイニングポスト (@jintarou_umabe) August 8, 2021
本来ならば馬の下の上に挟むものを舌の下に挟んでいて、馬も混乱する状態だったのではないでしょうか。
ちょっと検索しただけだけれども近代五種のお馬さん、馬具の付け方も間違えられててすごく痛くて辛い状況だったみたいで、ほんとに騎手振り落とさずにがんばった優しくて賢くて偉い子なんだなあと思った……5種目目、乗馬以外に変えられないのかな……馬が可哀想だ
— なの(ぱすたくん) (@8xx3xx8) August 8, 2021
馬具の装着も誤っていたのに、セントボーイ号は選手を落とさずに最後まで演技をしていて素晴らしいという声もありました。
その3:合図の間違いで混乱した!?
アニカ・シュロイ選手が馬を叩いたり、手綱と鞭の指示をわかっていなかったことも批判されていました。
馬叩きすぎ…。泣きながら叩くってWeary face
馬は降りて欲しくてたまらそう
そりゃー裏ではコーチに殴られたり叩かれまくって、騎手の指示が手綱では【止まれ】、鞭では【進め】だったら混乱するよね。ただの動物虐待やん #近代五種 #駄馬 ではない
指示では手綱は止まれそして鞭は進めの指示なのに同時に指示を出していたため、混乱するだけという呆れた声も。
近代五種で心が痛かった… あの馬は駄馬ではありません パニックになって苦しい顔 どうしてよいのか わからなくなったのです ライダーは泣いてるし 後ろに下っているのに手綱は 強く引かれ鞭で叩かれ… 笑えませんよ
選手が号泣して、手綱を引かれたり鞭で叩かれたり、セントボーイ号からすると混乱でしかないという意見もありました。
その4:コーチも馬を殴って失格に!
コーチも馬を殴っていたこともわかっています。
こちらの投稿の34秒ごろにコーチが馬を殴っています。
近代五種女子の馬術でなんかあって色々なってると聞いたから動画探して見た。 pic.twitter.com/8SuPMGyQtm
— asagi (@asagi2013) August 8, 2021
あの近代五種のことねえ、なんか貸与馬の制度の問題にしたがる人もおるけど、結果イマイチでも馬を労う選手も少なくなかったからそれ以前の問題やと思う。あれ選手にも問題はあったにせよやはり選手の教育もでけへん上に馬をグーで殴るコーチが一番アカンね。
— これからも手をよく洗うNEZUKOCHAN (@nezukochan) August 8, 2021
嗚咽がしてきた
自分のメダルの為に馬を殴るな
馬に乗らせていただくなら
せめて馬具はきちんとつけてあげて!Schlag nicht das Pferd.
Derjenige, der weinen will, ist das Pferd!
ドイツ語で書いたから本人に届け🇩🇪✈#怒りしかない#近代五種— cococ0cocoyoo🐎 (@GsiphitomIN) August 8, 2021
自分たちの都合のために馬を殴るという行為は許されないという意見でした。
その5:感情のままに鞭をふるってヤバい!?
鞭を感情的に振るっている姿も問題とされています。
また鞭のタイミングもおかしいという意見がありました。
障害前で鞭使っちゃダメ!#近代五種
— kei (@keys47) August 7, 2021
馬が飛ぼうとしているときに鞭を使用したことで馬が混乱してしまった可能性ありますね。
鞭入れ過ぎは逆によくないよ〜
#近代五種— もんゲバみい (@JGNzEPeLgP5OqUD) August 6, 2021
鞭の入れすぎは良くないという意見もありました。
【動画】アニカ・シュロイの近代五種・馬術のセントボーイ号は大丈夫!?
セントボーイ号は当初駄馬と批判されていましたが、この虐待ともとれる選手たちの対応が明らかになったことで、擁護の声が相次いでいます。
また、そもそも駄馬ではないという意見もありました。
もともと障害馬というジャンプ専門の馬を集めて選考テスト、合格したらオリンピックコース用のトレーニング、また選考、一ヶ月合宿でオリンピック専用トレーニングのように何段階もある。
要するに当日とほとんど同じコースを違う騎手で走れるように教えてある。そしてさらに最終、直前選考され、予備馬も用意される。
馬術は知らない人が多いんだけど、近代5種の障害は大障害と違って低く、コースの難度も低い。だから馬たちは、障害に顔を向けてやりさえすれば自動で距離を測り歩幅を決め勝手にジャンプしてくれる。
先行テストやトレーニングを経て選出された馬たちであるため、余計なことをしなければ馬はちゃんとコースを走ってくれる、今回走ってくれなかったのは選手たちの技術不足という意見でした。
東京五輪のために厩舎も自信をもって送り出した馬でしょうし、駄馬をわざわざ五輪で用意する可能性は低いですよね。
殴られたり鞭で叩かれまくったセントボーイ号の健康やメンタル面を心配する声もありましたが、セントボーイ号は無事であることがわかりました。
Here is #SaintBoy back home in Shiga Prefecture.
Saint Boy’s owners at the Minakuchi Riding Club kindly provided an update on his condition after being contacted by @Tokyo2020 officials.
They said: “He is in good health, although fatigued from competition.” pic.twitter.com/oiACwR1wqx
— UIPM – World Pentathlon (@WorldPentathlon) August 8, 2021
セントボーイ号は無事に滋賀の厩舎に帰ったことが報告され各国から安堵の声が上がっていました。
無事に帰ることができてよかったですね。
アニカ・シュロイ選手の馬術については東京五輪公式HPから見ることができます。